第9回たまプラーザメディカルモール健康講座

開催日時 

2012年 9月8日(土)   14時半~16時半

場所

田園都市線たまプラーザ駅南口徒歩2分
メディカルモールたまプラーザLinkIconホームページ
地下1階 山本皮フ科クリニック

講演
金属アレルギー ~今求められている皮膚科医と歯科医とのネットワーク~

14:30~大塚製薬 製品紹介

14:40~15:00 山本皮フ科クリニック院長 山本 向三先生
『皮膚科領域の金属アレルギーについて』

15:10~15:20 めぐみボディケアクリニック院長 町田 恵先生
『アレルギーに関連するストレッチ方法』
*当日は動きやすい洋服でいらして下さい。

15:30~15:50 こうづま歯科医院院長 上妻 和幸先生
『歯科用金属からアレルギー  ~脱・金属の最前線~』

終了後総合討論、質問コーナーがあります。



金属アレルギー 
~今求められている皮膚科医と歯科医とのネットワーク~

こころとからだの問題をスペシャリストがやさしく解説

山本皮フ科クリニック院長 山本 向三先生
皮膚科領域の金属アレルギー

金属アレルギーには、接触局所で起こるアレルギー性接触皮膚炎(いわゆるカブレ)として知られているものがあります。これは例えばアクセサリーを付けるとカブレるというように、カブレる原因があれば身に付けないようにすることで容易に対処ができます。しかし金属成分の種類のよっては、「こんな物にも金属が含まれているのか?」と意外と認識されていないものも身のまわりには多くあります。
一方接触局所で起こる金属アレルギーを持っていると、接触していなくても全身に皮膚症状が起こる場合があります。これは原因となるアレルゲンを口から摂取することで生じるもので、例えば食品に含まれている微量金属や溶出した歯科金属などが可能性として考えられ、診断にはパッチテストが不可欠です。
本講座では、金属アレルギーによる局所的な接触皮膚炎と全身性の皮膚炎について取り上げ、その症状と対処法について解説いたします。また歯科金属が原因と考えられる場合、歯科との連携はどこまでできるか今後の展望も検討したいと思います。


めぐみボディケアクリニック院長 町田 恵先生
アレルギーと関連するストレッチ法

整体では「症状が出る=体の中のデトックス」と考えます。
体内にアレルゲン(アレルギーの原因)が入ることで発症され、症状は熱・鼻水・ブツブツ・痛み・かゆみ・・・・人それぞれです。体には不要とされたものを何らかの形で体から出す働きが備わっています。今回は体が皮膚を介して毒素を出すお話をさせていただきます。皮膚と呼吸器はとても関係が深く呼吸器が弱ってしまうと皮膚への負担が大きくなってしまいます。アトピー性皮膚炎がいい例です。
内臓が活発になれば皮膚から毒素を排出するのではなく、ウンチやおしっこで排出出来る体がつくれます。内臓機能が上がれば体は元気になり日常生活も過ごしやすくなります。今回は呼吸器機能を上げるストレッチ、その他の内臓の機能を上げるストレッチ等をご紹介していきたいと思います。

そして本講座初公開の肩こりストレッチもご紹介いたします。今までよりも更に効果がありしかも簡単!プラスあることをするとダイエット効果も期待できます♪

※当日は動きやすい服装でお越しください。

こうづま歯科医院院長 上妻 和幸先生
歯科用金属からアレルギー  ~脱・金属の最前線~

 「銀歯」や「金歯」と、昔から歯医者さんの虫歯の治療では普通に使われてきた金属の歯。皆さんのお口の中にも一つや二つはあるのではないでしょうか?
 実は歯科で使用される金属には様々な種類のものが使われており、近年ではその複数の金属によって「金属アレルギー」が引き起こされているとも指摘されております。
 今回の健康講座では、すっかりお馴染みになったこの金属での治療について、その金属修復の実際の内容や、何故、金属で治さなければならないのか?
金属アレルギーってどんなもの? そして時代は脱・金属修復(セラミック修復)に動いており、その最先端の歯科医療の実態について詳しくお話したいと思います。